「全国的に減少している消化器外科などの若手診療医が対象で、「未来の外科医療支援手当」として月額10万円、年額120万円を増額します。対象者は27歳から40歳前後までの約30人となります。」
驚きの額でした。1.3倍で1000万円が1300万円になるのかと思ったら400万円が520万円になるだけのようです。
これだけ人件費を低くしていても大学病院は赤字です。
32の国立大学病院が赤字見込みに、赤字総額は260億円と前年の4倍超
大学病院だけ保険点数を別にしろという意見もありますがそれは反対です。大学の人達はまったくコスト意識がありません。1本3000円の縫合糸を惜しげもなく3本使ったり自分のやっている手術の点数を意識することもありません。
大学病院の役割は教育と研究だ!というのはいいですがそれで自分たちの首を締めているというのもよくわかりません。
結局その給料でもやる人がいるからこうやって大学病院は回っているわけです。
おそらく大学病院の上の人達はこの状況を変えようとは思ってもいないです。なぜなら大学病院の給料が上がって皆が殺到するようになったら自分たちの立場が危ういですし、今のままで問題なし・・・・バイトで稼ぎまくっているので大学でもらえなくても問題ないのです。
と思っていたら予想以上に人が減ってきて焦ってきたのでしょうか。給料を上げてみる方向にやっと動きました。
大学にいるのは名誉のため。それが要らないならさっさと出ていくべきです。太い家庭の人でないなら大学には残ってはいけないのです。