コロナ対応で不要不急の当科は空前のひまとなってしまいました。
眼科耳鼻科形成外科皮膚科整形外科などは不要とは言わずも不急です。死にはしません。
当科では悪性腫瘍、脊椎疾患で麻痺があるなどの症例以外は延期となってしまいました。
手術室はフル稼働をやめて、患者急増に備えています。
最終的には麻酔器を人工呼吸器として使うまで考えているようです。
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ところが、日本の感染者、死者は他国と比較しかなり少なく、肩透かしを食らった感じです。
当院も50床ほど確保しているのに稼働率は2割以下。
感染者が少なくていいのですが、このために制限している普段の医療が大きな打撃を食らっています。
急がなくていい手術は多くありますが、不要な手術はありません。
コロナが収束したあとにどっと押し寄せられても空き枠は限りがありますし、この期間にできなかったひとの分はそのまま後回しになります。
個人的には暇で給与も保証されているので良いですが、開業医はもっとダメージを受けています。1ヶ月処方で稼いでいたところは一旦処方間隔を伸ばすともとに戻せず厳しいでしょう。
バイト先も経営が危なそうです。クビになることはなさそうですが、このままだと給料カットもあるかもしれません。
医業のみで収入を得るのも危ないので、副業はやはり必須と考えます。
一番やりたいのは不動産、絶好のタイミングが来そうなので勉強して備えます。